発売日:
2002年10月22日
レーベル:
A&M - ユニバーサルミュージック
プロデュース:
リチャード・カーペンター
2002年にリリースされたカーペンターズのボックスセット『エッセンシャル・コレクション』は、ファンにとって待望のアイテムでした。カーペンターズは1970年代から80年代にかけて世界中で大ヒットを記録したデュオであり、その音楽は今でも多くの人々に愛されています。このボックスセットは、彼らの音楽の魅力を改めて感じることができるだけでなく、デビュー前の希少な音源やカーペンターズのオリジナル・アルバムにはない曲も収録されており、コレクターにとっても貴重なアイテムとなっています。
2002年の『エッセンシャル・コレクション』は、1991年にリリースされた『カーペンターズ大全集』のリニューアル盤として位置づけられています。オリジナルの『大全集』にはカーペンターズの代表曲が数多く収録されていましたが、今回のボックスセットでは一部の曲目が追加され、入れ替えも行われています。これにより、より完全なカーペンターズの音楽史を愉しむことができるようになっています。
また、CDが収められているボックスは、以前よりもコンパクトになり、コレクションとしても保存しやすくなりました。デザインも一新され、美しいパッケージはファンの所有欲を満たすものとなっています。コンパクトながらも内容は充実しており、カーペンターズの魅力を余すところなく堪能できる仕様となっています。
『エッセンシャル・コレクション』では、一部の曲がリミックスからオリジナルバージョンに差し替えられています。「遥かなる影」や「愛のプレリュード」といった代表曲が、リミックスではなくオリジナルの音源で収録されているため、当時の雰囲気をそのまま愉しむことができます。これにより、初めて聴く人も、昔からのファンも、より一層カーペンターズの魅力を感じることができるでしょう。
さらに、日本のファンにとって嬉しいのは、「森永ハイ・クラウン・チョコレートCMソング」が追加。「うつろな想い」、「遠い初恋」、「遠い想い出」などが新たに収録されている点です。また、1997年にリチャード・カーペンターがソロで発表した「カレンのテーマ」も追加されており、ファンにとっては見逃せないポイントです。
『エッセンシャル・コレクション』には、豪華なブックレットも付属しています。ブックレットにはリチャード・カーペンターによるボックスセットに対するメッセージが掲載されており、カーペンターズの歴史や楽曲に対する思いが綴られています。また、すべての曲について詳細な解説が記されており、楽曲制作の背景やエピソードを知ることができます。さらに、カーペンターズのフォトも多数収められており、視覚的にも愉しめる一冊です。最後のページにはディスコグラフィーが掲載されており、カーペンターズの全作品を一目で確認できるようになっています。
日本版のブックレットには、歌詞と対訳が掲載されているため、日本のファンにとっても非常に親しみやすい内容となっています。
『エッセンシャル・コレクション』は、カーペンターズのファンにとって必携のアイテムです。1991年の『カーペンターズ大全集』から進化した内容で、より充実した楽曲とコンパクトなデザインが魅力です。オリジナルバージョンへの回帰や、日本のファンにとって嬉しい楽曲の収録など、細部にまでこだわった作りがファンの心を掴むこと間違いなしです。また、リチャード・カーペンターのメッセージや詳細な曲解説が掲載されたブックレットは、カーペンターズの音楽をより深く理解するための貴重な資料となっています。
* 曲目は初回盤に基づいて表記しています。
村田 博幸
Hiroyuki Murata
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